2024/02/01 14:52
アウトドアトレイルランニングショップのunite箕面です。
いよいよ本格的に寒い時期となってきました。
冬場のランニングは皆さんはどうお過ごしですか?寒い冬の時期でも野山を走りにいきたいですよね。
今回は秋冬のトレイルランニングを快適に過ごせるレイヤリング(服装)についてお伝えしていこうと思います。

まず冒頭に、身体の耐寒は個人差があります。
例えば私(Staffロウ)は走行中は寒さはあまり感じないタイプで冬場でも上はロングタイツにTシャツ+防風シェルに下は短パンです。
しかし田所は寒がりで上は長袖3枚、
下はインナータイツ+ロングパンツと個人によっても対策の仕方は変わります。
また、男女でも差があり、
男性の方が体温が高く、女性の方が低い事が一般的で、
冷え性が比較的女性の方が多いのが理由となっています。
これらを踏まえて個人差はありますが、
レイヤリングは一定の基本にはめることが出来るのでご紹介したいと思います!
【レイヤリングについて】

冬のトレランのレイヤリングで大事なのは、
汗冷えによる体の冷え込みをできるだけ無くす事。その為に必要なのはかいた汗をどう外に逃していくかが重要です。
肌に近いレイヤーが濡れると汗冷えを起こし、いくら動いても解消はされず、体調を崩してしまうことがあります。
寒さ対策は外に向けて汗を逃すようなレイヤリングが大事です。
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まずは肌から近い順にレイヤー(服)には種類と役割があります。
【上部】
①ドライレイヤー=常時汗を逃す※重要
②ベースレイヤー=汗を逃す+速乾性
③ミッドレイヤー=通気性+保温性
④ウインドシェル=防風+透湿性
【下部】
①ドライレイヤー=常時汗を逃す
②ミドルレイヤー=汗を逃す+速乾性
③オーバーパンツ=防風性+保温性
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今回は上部についてご紹介させて頂きます!
【①ドライレイヤー】

まずドライレイヤーは汗を吸わない速乾性の高いインナーを着る事が大事です。
身体に1番近いここが濡れると確実に汗冷えを起こしてしまいます。
サイズ感はカラダピッタリを推奨してます。
価格帯も様々ですか耐久性なども考えて、
保温性や汗によるニオイの発生が気になる方にはこちらの高密度ニ
【②ベースレイヤー】

ベースレイヤーに重要なのはドライレイヤーから逃げた汗を吸い素早く乾かすことが重要です。
耐寒個人差でTシャツやロンTで使い分けて頂くこともできます。
速乾性が高いことが大事なので薄手のものがオススメとなります!
【③ミッドレイヤー】

ベースレイヤーの上に着るミッドレイヤーは
速乾性の高いベースレイヤーを乾かす必要があるので通気性の良いものを選びましょう!
さらにメリノなど保温性もあればグッドです。
通気性があるならソフトシェルを使用するのも良いと思います。
【④ウインドシェル】

ミッドレイヤーの上から着るのがウインドシェルです。
ウインドシェルに求めるのは内側の湿気を外側に逃す働きのある撥水かつ透湿素材がオススメ!
有名なのはPERTEX®があります。
それ以外にはメーカー独自で開発した素材もありますのでお店で気軽に聞いて頂けると嬉しいです。
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いかがでしたでしょうか?
レイヤー1枚1枚に役割があり、それらがチームのようになって組み合わせ方でお客様に冬場でも快適に過ごせるようになっています。
この組み合わせ方は登山者にも共通として使えるのでトレイルランニングだけでなく、ハイカーさんも参考にして頂けると嬉しいです。
素材についてはここunite箕面でご紹介する事が出来るので気軽にお尋ねくださいませ。
また、オンラインストアでも素材の記載をしてますのでぜひご覧くださいませ。
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【オンラインストアリンク】

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番外編
【冬場、絶対やってはダメなレイヤリング】
最後に絶対やってはいけないレイヤリング3つを紹介しますので、参考にして頂ければなと思います。

①半袖の上からウインドシェル
汗が逃げずに袖に溜まり身体が冷えます。特に袖に濡れた腕が接種しかなり寒いです。
②綿素材やヒートテックの使用
汗を吸いやすく、乾きにくい素材なので行動中に体温を奪われてしまいます。
③ストレッチのないパンツ
足の可動域がせまくなり、行動しにくいです。体が硬くなってしまい筋肉が温まりません。
体温調節が出来なくなってからでは、遅いので今のうちに改善できるとこは改善しましょう。
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