2024/11/30 21:48
トレイルランニングを始める際、シューズの準備はすぐに思いつく一方で、トレランザックの必要性を考えずに来店される方が多いです。「どのようなザックが自分に合うのか」「各メーカーのラインナップや価格帯の違い」に驚かれることもしばしばです。
今回は、国内メーカーであるPaago Worksが手がける「RUSHシリーズ」をご紹介します。
Paago Worksはハイキング用バックパックやテントも開発・生産しており、質の高い製品を提供しています。
私自身、普段からこのシリーズを愛用しており、レースでもほとんどの場面でこのザックを使用しています。
この記事では、実際に使って感じた魅力や、どのようなシーンに向いているかを詳しくまとめたいと思います。
田所
RUSH 7R
クイックな動きにも体にしっかり密着し、抜群の安定感を誇ります。全面に採用されたストレッチメッシュは通気性が良く、背中に汗が溜まりにくいため、不快感も軽減。短距離のトレイルランニングに最適です。
RUSH 11R
普段はRUSH 7Rを使っていますが、RUSH 11Rはハーネスポケットの位置が同じため、使い慣れており、どこに何を収納するか迷うことがありません。容量の大きなザックは使用頻度が低くなることもありますが、馴染みのあるポケット位置が維持されている点がとても便利です。
RUSH 10
リュック型でサイズ調整が簡単!
フィット感ではRUSH 7Rや11Rには劣るものの、ロードでのマラニックには最適。トレイルランニングでは縦揺れに弱いですが、逆にゆっくり長時間走る場面では、締め付けが強くない方がストレスが少なく快適です。初めてのザックとしてもおすすめ。悩んだら、まずこのモデルを試してみてはいかがでしょうか?
RUSH 20
走れる大容量バック!
走った帰りに温泉や買い物を楽しみたい時にぴったり。帰宅ランを選ぶ人にも多く支持されています。また、持ち物を軽くしたいハイカーにも人気のアイテム。これだけの容量があれば、用途に合わせて様々な使い方ができ、想像が膨らみます。
RUSH 30
ハイカーにも人気!
長距離で補給がないトレイルを進む際や、いつものトレイルランとは異なり、クッカーやバーナーなどを持って走ることを楽しみたい方に選ばれています。純粋に走るためだけには少し大きめですが、プラスアルファの荷物をしっかり詰め込むことができるのが魅力です。様々な用途に対応でき、冒険心を満たしてくれるアイテムです。ザック選びは想像から始めよう!
ザックを選ぶ際には、まず自分がどのように使いたいかを想像することから始めてみましょう。
Paago Worksでは、多様な使い方に対応する5種類のバリエーションが用意されています。それぞれのモデルは、サンプルをフィールドで試し、修正を重ねながら完成度を高めています。
また、レース会場ではブースを設け、作り手と直接話せる機会が多いのも魅力。
使用しているランナーからのフィードバックを真摯に受け止め、製品改良に反映している点は信頼感につながります。さらに、修理も請け負ってくれるので長く愛用できるのも嬉しいポイントです。
もちろん、ザックのメーカーはPaago Worksだけではありません。他メーカーの商品も含めて比較し、自分に合った一品を見つけてください。当店では、商品の比較やパーソナルな相談を通じて、お客様にぴったりのザックを一緒に選ぶスタイルで接客させていただいております。メールやお電話でのご相談も受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。