2024/12/22 17:08
STATICのセレクトを始めて、気づけば2年が過ぎようとしています。
この2年間、環境への配慮はもちろん、新しい技術や素材への探究心を感じさせるアイテムに出会い、その中からuniteに合うものを選んできました。
そんなSTATICから、今回注目したのは、軽量性と保温性を両立した革新的な素材「Octa®CPCP®」。
特に、もう定番ともいえる「ADRIFTシリーズ」は、行動着としての認知度を確立し、多くの方に愛されています。
店頭では「一度見てみたかった」とお声がけいただくことも多く、その反響の大きさを日々実感しています。
このシリーズの魅力は、なんといっても際立つ軽さ。そして、その素材感と実用性が、行動着としての機能性だけでなく、普段着としても使いたくなる心地よさを提供してくれる点です。
これからのミッドレイヤーの新定番として、多くの方に長く愛される存在になるのではないでしょう。
これを使用した新しいアイテムをご紹介します。
ランニング、普段使いからアウトドアまで幅広く活躍するこのシリーズを、ぜひお試しください。
田所
STATICの「Octa®CPCP®」アイテムラインナップ
- ベスト: 軽量で動きやすく、気温差が大きい春秋にぴったり。
- クルー: カジュアルに着こなせるシンプルで汎用性の高いデザイン。
- フーディー: 寒い季節に便利なフード付きモデル。
- パンツ: オールシーズン対応で、アウトドアでも日常でも快適な履き心地。
環境配慮型素材の採用
リサイクル素材: 製品の原材料調達から廃棄までの過程で、CO₂排出量の約50%が原材料調達時に発生します。STATICでは、プレコンシューマーリサイクルナイロン(紡績時に出る廃棄物をリサイクルしたもの)など、CO₂排出量削減に寄与するリサイクル素材を積極的に採用しています。
天然繊維: 肌に直接触れるベースレイヤーには、石油由来の繊維を可能な限り避け、メリノウールやヤクの冬毛などの天然素材を使用しています。これらの素材は、調湿性や防臭性に優れ、アウトドアでの高機能性を発揮します。
天然由来の化学繊維: フリース製品には、マイクロプラスチック問題に対応するため、土中や水中で生分解性を持つ天然由来の化学繊維を使用し、環境負荷の低減を図っています。
循環型モノづくりへの取り組み
捨てないアパレルの実現: 製造過程で発生する裁断屑や使用後の製品を回収し、再生糸として新たな製品に生まれ変わらせる「ByeHello」プロジェクトを推進しています。これにより、衣類のライフサイクル全体でのCO₂排出量削減を目指しています。
伝統技術の活用: 裂き織りなどの伝統的なアップサイクル技術を取り入れ、縫製工場で廃棄される生地を新たな製品として再生する「STATIC|継」プロジェクトを展開しています。
その他の環境配慮
- 個包装の廃止: 製品の個別包装に使用されるビニール袋を廃止し、代替として紙包装を採用することで、使い捨てプラスチックの削減に努めています。
STATICは、これらの取り組みを通じて、アウトドア愛好家が自然を楽しみながら、環境への負荷を最小限に抑える製品を提供しています。
革新的な素材「Octa®CPCP®」で快適なアウトドア体験を
STATICが採用した「Octa®CPCP®」は、軽量で高い保温性を持つ特殊なメッシュフリース素材です。この素材は、通常は中綿や裏地として使用されますが、STATICでは単体フリースとして採用。軽さと暖かさ、そして携帯性を兼ね備えたアイテムが誕生しました。
素材「Octa®CPCP®」の特徴
軽量感
- 中空ポリエステル繊維を使用し、一般的な同直径ポリエステル繊維に比べて約半分の軽量性を実現。
- 300g前後の薄手フリースと比較して圧倒的に軽い仕上がり。
高い保温性
- 異形断面中空ポリエステルが繊維内部に空気を閉じ込め、デッドエアー層を形成することで優れた保温効果を発揮。
- 冷気を遮断しつつ、適度な暖かさをキープ。
吸汗速乾性
- 汗を素早く吸収して発散し、アクティビティ中の不快感を軽減。
遮熱性
- 中空構造と突起部が生み出す空間が熱の流出を防ぎ、効率的に保温。
リサイクル素材を使用
- 素材には、リサイクルポリエステル(ECOPET®)を53.6%採用し、環境負荷を低減。
- 通常のバージンポリエステルと比べて生産時のCO₂排出量を23%削減(帝人フロンティア㈱によるデータ)。
「Octa®CPCP®」シリーズは、その軽さと保温性でアクティビティをより快適に。アウトドアでも日常使いでも活躍するアイテムをぜひお試しください!
商品ページ
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