2026/10/30 20:03
普段も履いていたくなるトレランシューズ。TOPO ULTRAVENTURE 5の魅力。
TOPO ATHLETIC ULTRAVENTURE 5

トレイルを走るためのシューズなのに、普段も履いていたくなる。
ULTRAVENTURE 5を履いて、まず最初に感じたのが、
「やっぱり履き心地が良い」
ということ。
ULTRAVENTUREの魅力を一つ挙げるなら、トレイルを走るためのシューズでありながら、普段もそのまま履いていたくなるほどの心地よさだと思います。
足を入れた瞬間から感じるアッパーの心地よいフィット感。
しっかり足を包み込んでくれるのに窮屈さがなく、長時間履いていてもストレスを感じにくい。
走る前から「今日はこれを履いていこう」と自然に選びたくなる。
そんな履き心地の良さが、ULTRAVENTURE 5の大きな魅力です。
前作からフィット感がさらに向上。
ULTRAVENTURE 4と比較して、シューズとしての基本的な感触は大きく変わっていません。
一番変化を感じたのは、足の甲まわり。
前作よりもフィット感が良くなり、足を入れた時からシューズと足が一体化するような感覚があります。
踵も十分なホールド感がありますが、前作と比べると少し浅くなったように感じました。
つま先にはTOPOらしいゆとりがあります。
足指を自然に動かせるスペースを確保しながら、中足部から踵にかけてはしっかりフィットする。
このバランスがTOPOの大きな特徴です。
長い距離を走った時にも指先への締め付けが少なく、足へのストレスを抑えて走れそうです。

30mmの厚みがありながら、接地感もしっかりある。
前足部のスタックハイトは30mm。
決して薄いシューズではありませんが、実際に走ってみると地面との接地感はしっかり感じられます。
クッションも柔らかすぎず、硬すぎず、ちょうどいい。
この接地感があることで、ソールに厚みがあっても不安定さを感じにくく、安定感につながっているように感じます。
もちろん25mm前後の薄底シューズと比べれば、着地の仕方によっては多少のブレを感じることはあります。
ただ、それが怖さにつながるような感覚はありませんでした。
クッションに守られながらも、足元の感覚が失われすぎない。
このバランスも、ULTRAVENTURE 5の好きなところです。
XS Trekは「グリップしすぎない」のがいい。
アウトソールにはVibram XS Trekを採用しています。
Megagripと比べると、グリップ力は控えめな印象です。
ただ、ULTRAVENTUREにテクニカルな場所でのクイックな動きを求めているわけではないので、個人的にはこれで十分。
グリップに頼ってガツガツ走るというより、自分の足捌きで路面に対応しながら走る。
逆にグリップが強すぎないことで、足が必要以上に止められず、膝への負担も抑えて走れそうな感覚があります。
もちろん、これは実際に走って感じた個人的な印象で、膝への負担が必ず軽減されるという意味ではありません。
濡れた岩場や滑りやすい急斜面など、強いグリップが必要な場面ではMegagripを採用したモデルの方が適していることもあります。
このあたりは前作と同じ印象です。

走れるトレイルでの気持ちよさ。
ULTRAVENTURE 5で特に良かったのが、走れるトレイルでの気持ちよさ。
足への負担を抑えながら、気持ちよくペースを上げて走れます。
林道のような比較的整備されたトレイルの下りでも、気持ちのいい走り心地です。
ある程度のスピードで淡々と走っていく。
そんな走り方にすごく合っています。
逆に、登りで地面をしっかり蹴ってスピードを上げたい人や、テクニカルな下りをスピードを上げて走りたい人には、もっと適したシューズがあります。
「速く走るためのトレランシューズ」というより、長い時間、気持ちよく走り続けるためのシューズという印象です。
トレイルだけでなく、ハイキングや日常にも。
ULTRAVENTURE 5は、ハイキングにもおすすめしたいシューズです。
十分なクッション性がありながら、足裏の感覚も残してくれる。
軽快に歩きたい日帰りハイキングや、舗装路と山道を行き来するようなコースにも向いていると思います。
また、ロードを走ってからトレイルに入るようなコースでも、違和感なく使いやすいのが魅力です。
そして、最初にお話ししたように、普段も履いていたくなるほどの履き心地の良さ。
トレイルランニングだけに用途を限定するのは、少しもったいないシューズだと思います。
こんな人におすすめしたい。
ULTRAVENTURE 5をおすすめしたいのは、足への負担を抑えながら、ある程度のスピードで気持ちよく走りたい人。
ロードや林道、走りやすいトレイルが混ざるコースとの相性もいいと思います。
長い時間をかけて山を楽しみたい人や、軽快なハイキングシューズを探している人にもおすすめです。
一方で、テクニカルな地形でのグリップ性能や、素早い切り返しを重視する方には、他のモデルの方が適している場合もあります。
シューズにはそれぞれ得意なことがあります。
大切なのは、どんなフィールドで、どんな走り方をしたいのか。
uniteでは、そんなことも考えながらシューズをご提案しています。
迷ったときに、自然と手が伸びる一足。
レースで1秒でも速く走るための、尖ったシューズではありません。
でも、今日はどのシューズを履こうかなと迷ったときに、自然と手が伸びる。
足を入れた瞬間の心地よさ。
長い時間走っていてもストレスを感じにくいフィット感。
クッション性がありながら、地面の感覚も残してくれる走り心地。
ULTRAVENTURE 5は、そんなバランスの良さが魅力のトレイルランニングシューズです。
特別な日に履く一足というより、普段から何度も履きたくなる一足。
それが、僕の感じたULTRAVENTURE 5です。
ULTRAVENTURE 5 スペック
・用途:トレイルランニング / ハイキング / ロード・トゥ・トレイル
・スタックハイト:踵 35mm / 前足部 30mm
・ドロップ:5mm
・ミッドソール:ZipFoam™
・アウトソール:Vibram® XS Trek
・重量:約303g(Men's US9)
・クッション:HIGH
・サポート:ニュートラル
・ゲイター対応:あり
・ロックプレート:なし
・価格:25,850円(税込)
TOPO ATHLETIC ULTRAVENTURE 5
uniteでは、実際に足を入れていただきながら、サイズ感や履き心地、他のモデルとの違いについてもご案内しています。
ぜひ一度、ULTRAVENTURE 5の履き心地を体感してみてください。
